皆さんこんにちは！
武蔵関・上石神井・東伏見エリアの男性専用サロン「メンズヘアーたきがみ」店長の瀧上 隼です。
今回は刈り上げスタイルを作る上で、絶対必要なハサミをご紹介したいと思います(; ･`д･´)
・刈り上げショートスタイルは髪にパワー負けしないハサミが必要！
例えばこのスタイルはバリカンを入れずに、全部ハサミで作らせてもらったスタイルです。
刈り上げってカット技術の中では多分一番難しいと思う技術なんです。
少し手元が狂ったりして変な風に１か所でもハサミが入ったりするとヘアスタイルとして成り立たなくなってしまうからです。
もちろん刈り上げ技術の上手い下手でスタイルが左右されてしまうということもあるのですが、皆さん実は刈り上げ専用のハサミがあるのってご存知ですか？？
それは「刈込ばさみ」という簡単に言うとデカくてパワーがあるハサミです！
写真手前が「ミニシザー」と言われてる５～６インチくらいのハサミで、髪の毛を左手で引き出して切るときに使うハサミです。
そして奥が「刈り込みばさみ」という７～８インチくらいあるハサミで、くしとハサミを一緒に使って刈り上げるときに使うハサミです。
並べると大きさが全然違うと思うのですが、刈り上げスタイルは基本デカくてパワーがあるハサミでないと綺麗なラインがでないんですよね。
ミニシザーで刈り上げをしてしまうとハサミのパワーが弱いので、特に髪の毛が硬い方を刈り上げるときにハサミが髪の毛の力に負けてうまく切れないということが起きてしまうんです。
切られてるお客様は髪の毛を引っ張られて痛いですし、切ってる側の手もメッチャ痛くなってしまいます。
あとハサミのインチが短いので一回に切れる範囲が狭くなってしまい、時間がかかってしまうというデメリットもあります。
そこで出番なのが刈り込みばさみです。このハサミなら髪の毛が硬い方でもパワー負けせずにバスバス切れますし、ハサミのインチが長いので１回に切れる範囲が広くなり時間もかからないんです！
今は昔みたいにビシーっていう刈り上げのスタイルよりも、毛先にほんの少し梳きばさみを入れて、ナチュラルにする刈り上げがトレンドになってます。
バリカンを入れずにハサミで切るとお客様の頭の形や髪質によって微調整ができますし、切られてる時のチョキチョキっていうリズミカルな音が結構気持ちいいので、是非体験してみてくださいね！
うんちく程度の記事ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました！この記事が役に立ったなという方はシェアしていただけるとうれしいです。